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京都民医連第二中央病院

医学生といっしょ的ブログ

昼食会

川端診療所の事務職員から「医療とお金」というテーマで学習をしました。
医療機関でのお金の流れ、医療費に関わる制度の話やその制度が運動によって出来たということなどを、レセプトや資料、さらには職員が経験された困難な事例などを踏まえながら解説されました。下京区役所に行けば牛乳とパンがもらえる補助の制度があるけれども京都では下京区のみで歩いていける人に限るが、あまり知らされていないことや、保健がなくて困っているかたの生々しい話などがされました。
また、診療報酬は政治によって決まるということや、財界の影響力が大きいことも話されました。さらに、選挙前であることを意識して、消費税が増えれば保険料が払えなくなる人が増えるなどリアルな話がされました。
事務職員の話を受けて、学生からは「医療費減免は病院の持ち出しになるのか」「制度は運動によって作られてきたというが、どのような運動があったのか」などの質問や「黒字の病院が3割もあることに驚いた」などの感想が出されました。また、職員からも質問やリアルな実態を告発するような事例の紹介がりました。次回は7月15日にします。
 
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