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京都民医連第二中央病院

医学生といっしょ的ブログ

昼食会

「医師不足は医師の偏在について調べてみたい」今週は、前回の昼食会に参加できなかった学生に意見を聞くとこんな返事でした。たくさんの意見が出されています。学生は色んな事に関心が高いようです。
結局、「医療に関する法律関係」「死生観やホスピス見学など」「医師不足」(当直実習など)のテーマにほぼ定まりました。2人1組で調べ、9月下旬に発表会の場を持つという事になりました。
医ゼミin岐阜に参加して発表しようかと思っている学生は「分科会は水俣病でやりたいが、中途半端なものにはしたくない。準備をどう進めたらいいか分からない」や「早く実習(入院患者さん訪問)をしたい」などの声が出ていました。

昼食会

これからの昼食会でそれぞれが関心のあるテーマを出し合いました。
「安楽死・尊厳死、ホスピス、高校の頃に興味あって少し調べたこと。他に出されたテーマにも興味はある」
「公害・水俣病、行政・立法関係(政策立案過程など)問題を見たら、解決の道筋が見えるようなことをしたい。水俣病は患者さんのことを知るだけでなく、救済法が出来た経緯や患者さんがどのような運動をしているのかなども知りたい」
「診療報酬、医師法など医療に関する法律→医師になるにあたって、どのような法律があるのかを知りたい」のような意見が出されました。
で、どうするかと話し合いました。
「(出されたテーマは)絞れるものではない」
「色んなテーマが出されているのでそれぞれが調べて出し合えばいい」となり、興味・関心のあることを調べて、持ち寄って交流しようとなりました。
それから、調べたことを発表する場を具体的に昼食会や、職員向け、医ゼミなどが挙げられました。

 

次に患者訪問について話会いました。
A君
 「入院患者さんの訪問をしたい」「入院中の患者さんは、『早く病院から出たい』と思っていて在宅の患者さんとは少し違うのと思う」「身近に患者さんがいるから患者さんに調査結果をかえすということがしやすい」
B君
 「ただ患者さんと話をしているだけでも、患者さんには返せていると思う」
C君
 「患者訪問の意味がいまいち分からない。中断患者さん訪問なら少し意味は分かる気がする」
とばらばらの意見でしたが、議論の続きは来週となりました。

昼食会

K君の実習報告について、ふり返って意見交換をしました。K君は老老介護の方のところへ往診や訪問看護の実習をした報告です。往診や訪問看護という制度の意義や限界、医師やケアマネ・訪問看護師やヘルパーなどの職種と患者さんとの関わり方について、職員から事例などもだしてもらい深めることが出来ました。
次回は、安楽死や尊厳死、介護を通しての虐待、死刑制度など、それぞれが興味・関心のあることを持ち寄って、6月23日(水)12:00~意見交換することにしました。
 
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