京都民医連第二中央病院広報誌 2010年11月発行 vol. 15

放射線科スタッフ

放射線課

 放射線課は南館地下1階にあります。
  同じく南館地下にある生理検査室や内視鏡室と連携し、安全に、安心して検査を受けて頂けるよう心掛けながら日々の業務に取り組んでいます。

 放射線課では主に、6種類の検査装置を使って検査をしています。

一般撮影

 一般という言葉を「精密検査では無い」と考えて頂くと解り易いかと思います。普通のレントゲンです。

CT

 MDCTという「広い範囲」を「短い時間」で「精密な写真」を撮影できるCT装置を2006年11月から使用しています。全身の撮影ができます。

CT MRI

MRI

 放射線を使わずに磁石の力を使っていろんな角度の断層写真を撮影します。
  「トンネルの中に入って写真を撮る」ところはCTと似ていますが、「造影剤を使わずに血管だけの画像を得る」ことや、同じ断面の写真で「組織を中心に見る画像」「体の中の水を探す」「固まった血液を探す」など、体の部位や病状に合わせた画像を得る事が出来ます。

X線テレビ

 「透視検査」という「胃のバリウム検査」や「大腸のバリウム検査」などに使用します。X線撮影をしながら同時に体の内部の様子を観察できます。

X線テレビ

血管撮影

 血管などに造影剤を流しながら映画のような連続撮影をする為の装置です。また多目的装置として他の様々な検査に対応できます。

MRI MRI

マンモグラフィ

 乳房撮影専用の装置です。乳房をいろんな方向から撮影できます。


 このような装置を使って「診断の為の画像を作る」のが私達の仕事です。これからも、皆さんの健康管理や、病気や怪我の治療に役立つ、質の良い画像を提供できるよう頑張っています。
  また、検査に関する不安や疑問など、放射線被ばくに関する質問などもお気軽にご相談ください。