当院では、2018年12月に緩和ケア病棟を開設しました。
これまでは“患者さんの病気を治療して少しでも元気になって頂きたい”ということに力を注いできましたが、がん終末期でこれ以上治療の術がなく、徐々に衰弱されることが明らかな患者さんを目の前にすると、如何に自分が無力であるかということを思い知らされ、同時にチーム医療の重要性を痛感します。
病気が良くなったり、体の機能が向上することが期待できないと分かっていても、それでもなお“患者さんのために何かできることはないか”、“何とか苦痛を和らげてあげることはできないか”とそれぞれの職種が専門性を活かして追及していることが、患者さんには大きな支えとなっており、私自身も支えられています。
良いケアができたかどうかは、患者さん（あるいはご家族）の判断です。「この病院に来て良かった。」と言っていただけるケアを今後も追及し、継続していきたいと思います。

返信ハガキ・メールからのお声を一部ご紹介します。

●私も内科にお世話になっております。“病院”“お医者さん”と聞けば何か違和感を…。でも貴院担当医先生には大なる親近感を覚えます。毎回大問字を楽しみに解答に取り組んでおり、今回初めて応募。老人痴呆症予防にこれからもチャレンジします。
●軽減税率、どこが軽減なんだか。京都米軍基地Xバンドレーダーの視察のレポート記事を読み、近い将来オスプレイのような物が京都の空から落ちてくるんじゃないかと空恐ろしい気がしてきました。65歳になった時医療負担1割になって喜んでいたら70歳になったら2割に。75歳になったら1割になると思ったらまた2割になるんだって。年金は減るし、年寄は死ねというのか。

ご意見ご感想募集！

クイズの答えをハガキにて下記までお送りください。
その際、余白に広報誌の感想や日頃感じておられることなどをご記入ください。次号で一部ご紹介させていただきます。
〆切は、2020年10月末です。抽選で5名の方に、500円の図書カードを進呈します。どしどしご応募ください。

第26回ふれあいクイズ「大問図」当選者発表

下記５名の方に図書カードを進呈いたしました。おめでとうございます。

（正解：軽減税率）
当選者：池田智子さん／鹿戸恭子さん／池端玉吉さん／岡田敏晴さん／藤井芳克さん