職場探訪

あすかい病院 薬剤課

薬剤課は、薬剤師10名と事務2名の部署です。
主な業務内容としては、入院されている患者さんの内服薬や注射薬の調剤があります。お薬は、全ての患者さんに同じ量を投与するわけではありません。患者さん一人ひとりの身長や体重、そして血液検査結果に合わせて、量を細かく調整する必要がある薬もあります。
そこで、薬の専門家である薬剤師が、患者さんの情報をカルテで確認し、医師が処方した薬の量や投与方法が適切かどうかチェックしています。もし、調整が必要と判断した場合は、医師に報告し相談しています。
薬の調剤以外の業務としては、入院中の患者さんに薬の管理方法について説明することをしています。お家での薬の管理状況などもお聞きし、退院後も適切に薬を飲み続けてもらえるように、入院中に薬をまとめるなどの工夫が出来ないか、一緒に考えています。また、主治医や看護師と行うカンファレンスや、退院後に利用される介護サービスの方たちと行うカンファレンスで、お家での薬の管理方法について報告し、情報を共有するようにしています。
このように、主な業務内容が入院患者さんに関することばかりであり、なかなか外来の患者さんにお会いする機会がないのが残念です。ただ、もしお薬の事で不安なことや、聞いてみたいことがおありでしたら、一度薬剤課にお声かけください。少しでもお力になれればと思います。
(薬剤課 課長 足達 尚美)