京都民医連第二中央病院広報誌 2005年7月発行 vol. 3

「ダリアの初夏」 photo by Gorou Ishikawa

今年度の保健・医療・介護活動を方針化しました

京都民医連第二中央病院
院長 門 祐輔

  6月23日に「日常医療総括会議」をしました。これは年に一度全職員が集まって、まとめと方針を確認する場です。もっとも今の時代は、保健予防(健診など)や介護活動も行いますので「保健・医療・介護活動総括会議」と言った方がいいのかもしれません。

 今年度の大きな活動方針は、1.病棟は高齢者医療・介護を正面にすえ地域・在宅を支える(高齢者にやさしい入院医療)、2.外来は総合的に行い、保健予防・介護(予防)活動を旺盛に展開する、3.すべての領域でリハビリを強化する(リハビリテーション科医師3人、理学療法士17人、作業療法士13人、言語聴覚療法士4人体制です)、4.地域の医療機関・介護事業所との連携を重視する、というものです。

 もう一つ、本院の基本方針に「医療や社会保障の充実に反し生命と健康を破壊する戦争政策に反対します」の文言を付け加えました。平和憲法の象徴である9条を改悪しようというきな臭い動きがあります。戦争は医療・福祉の対局にあります。みなさんといっしょに戦争政策に反対していきたいと思います。