京都民医連第二中央病院広報誌 2005年4月発行 vol. 2

大文字 春号

「池塘の桜」photo by Gorou Ishikawa

病院機能評価の認証を受けました

京都民医連第二中央病院
院長 門 祐輔

日本医療機能評価機構 2005年1月24日付けで病院機能評価の認定を受けました。これは第三者機関としての「日本医療機能評価機構」が、医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善に取り組んだ成果に対して発行されるものです。2005年1月末現在で、全国9122病院中1503病院が認定されています。これで基礎ができたというホッとした気分が半分ですが、「これが認定された病院か」という厳しい声が聞こえてこないかと不安も半分というところです。みなさんの忌憚のないご意見をお願い致します。

 さてこの間の医療や福祉の改悪で、社会保障・生存権を保障した憲法25条が形骸化しつつあります。介護保険では、軽度の要介護者が介護保険からはずされる、施設での居住費・食費(デイケア・デイサービスを含む)の負担増が提案されています。戦争放棄の憲法9条も危うくなってきています。こうした問題にもみなさんとごいっしょにとりくんでいきたいと思います。