精神科デイケア・あおいそら

当院・精神科デイケアの歴史と目的

 当院・精神科デイケアは1989年12月12日、一般診療科病院に併設されたデイケアとして開所しました。元々は入院患者さんや退院された外来患者さんの交流の場として設置されていたデイ・ルームが発祥で、当院・精神科のモットーである「敷居の低い精神科診療」を担っております。
 精神科デイケアは「こころ・からだ・社会」に対するリハビリテーションの場です。「働きたいけど自信がない…」「朝が弱くて…」「家に閉じこもりがち」等々の悩みや不安を抱えておられる方々の「応援団」です。ゆっくり焦らず過ごすことができる場所として、利用してもらえればと思っています。

プログラム(一部)のご紹介

散歩 週二回のペースで病院近辺(下鴨神社、出町柳三角州、哲学の道)へ出かけています。春は桜、秋は紅葉など季節の変化を身近に感じ取ることが出来ます。
手工芸 個別の編み物や貼り絵等をしています。また毎年秋に行われる「左京こころときめき芸術祭」にも作品を出品しています。
スポーツ ゲートボールや卓球など、年間を通じて行っているプログラムの他に、他施設のデイケア対抗のソフトボール大会(5月)、ソフトバレーボール大会(11月)、左京ネットワーク主催・卓球大会(1月)にも参加しています。
年間行事 初詣、花見、七夕まつり、クリスマス会、左京こころときめき芸術祭など、季節感を大切にして過ごしています。
院外レクでは、季節に合わせた市内観光やボウリング、大文字登山などを計画しています。

デイケアの対象となる方

  • 生活リズムを作りたい。
  • 学校や仕事に行く自信をつけたい。
  • 日中の居場所が欲しい。
  • 人付き合いが苦手なので、直したい。
  • 楽しみや趣味を作りたい。等々

※ステップアップへの支援として、保健センターやハローワーク、就労支援事業所等とも幅広く連携しております。

ご利用について

開所日 月曜日~金曜日(土日祝・年末年始は閉所)
時間 9:30~15:30 ※午前or午後半日利用のショート・ケアもあります。
費用 各種保険が適応されます。(自立支援医療制度の活用により、自己負担額が軽減される場合があります)
具体的な負担額については、スタッフにご相談下さい。
昼食も提供しておりますが、別途お支払い頂く必要はありません。
担当スタッフ 医師(兼任)・看護師(専任)・ソーシャルワーカー(専任)・臨床心理士(兼任)

デイ(ショート)ケアの一日

 9:30 健康観察、ラジオ体操、朝の会
10:00 午前プログラム開始
11:30 午前プログラム終了
11:45 昼食準備
12:00 昼食
13:30 午後プログラム開始
15:00 午後プログラム終了、清掃、終わりの会
15:30 解散

ご利用方法

主治医にご相談の上で見学にお越し下さい。何度かのお試し利用をして頂いてから、利用の判断をして頂きます。

※当デイケアは、当院の精神科、心療内科に通院されている方を対象としております。