患者さんが困難に直面しながらも、
自分らしく生きることができるように私たちは応援します
基本方針
大切にしていること
チームで支える緩和ケア
医師(緩和ケア専門医)、看護師(各種認定看護師)、薬剤師、リハビリスタッフ、管理栄養士、相談員(医療ソーシャルワーカー)、事務職員など専門職がチームで病気と向き合う患者さんとご家族を支えます。在宅訪問看護や往診医との連携、転院の調整なども行っています。
ごあいさつ
病棟での生活
病棟では、患者さんのこれまでの生活に合わせて過ごして頂けるよう、起床・就寝時間や食事時間等、ご希望に添えるように配慮しています。また、患者さん・ご家族の「こんなことしてみたい」という思いに最大限寄り添い、少しでも良い時間を過ごして頂けるようお手伝いしています。リハビリ担当者によるお茶会やカラオケ大会、給食担当者による流しそうめんパーティーや和菓子創作実演会など、病棟レクリエーションも随時開催しています。
面会時間について
ご家族の方の面会は24時間可能です。夜間付き添いなどされる場合は届け出が必要ですので、お申し出ください。また、外出・外泊については、主治医・担当看護師にご相談ください。
お食事について(緩和メニュー)
緩和ケア病棟では、週に3回「緩和メニュー」を実施しています。追加料金はかかりません。食べる楽しみを感じていただけるよう、心を込めて提供しています。たこ焼き1個からでもリクエストして頂けます。
ご家族のケア
緩和ケア病棟では、患者さんのケアはもちろん、ご家族のケアも行っています。
患者さんを支えるご家族には、心理的にも社会的にも様々な困難があると思います。大切な人と過ごす時間が少しでも豊かになるよう、患者さんと同様、ご家族の苦痛も緩和するお手伝いをします。
在宅療養支援
「できるだけ住み慣れた自宅で過ごしたい」という患者さん・ご家族の思いに最大限寄り添うため、リハビリや外出支援、往診センター・訪問看護との連携などを積極的に行っています。地域の開業医さんとの連携も行っていますので、お住まいの地域が離れていても大丈夫です。
症状が辛くなったら病棟へ、安定している間はできるだけ自宅で、という繰り返しも可能です。
ご利用いただくまでの流れ
入院の対象となる方
各種のがんで、治癒(完全に治ること)を目指す治療が困難になった患者さんが対象となります。痛みなど辛い症状を和らげる必要がある場合や、自宅での療養が困難になった場合に入院となります。また、介護者の方の負担を減らすための「レスパイト入院」も行っています。
入院費について
緩和ケア病棟は、1割負担で1日約5,220円、3割負担で1日約15,650円(30日以内の場合)の定額制です。各種健康保険の高額療養費制度が適用されますので、入院時に「限度額認定証」「標準負担減額認定証」等をご準備ください。 個室料(差額ベッド代)は無料です。
食事代は1食460円ですが、所得に応じて減額の制度もご利用できます。
詳しくは、病棟事務、相談員(医療ソーシャルワーカー)までお尋ねください。
お問い合わせ
緩和ケア病棟に関するお問い合わせは下記までお願いします
お問い合わせ
地域医療連携室
TEL 075-706-7602 / FAX 075-706-7763